デジタルヘルスケアのステージへ

超高齢化を迎えた現在、国の社会保障費の増大や、医療・介護従事者の不足が生じており、医療・介護提供体制の縮小が喫緊の課題となっています。
国は様々な技術の社会実装に取り組み、患者・生活者が自分自身で健康管理・健康増進に取り組めるような環境整備を構築しています。
医療DX関係予算も大幅に増加し、IoT・AI・ロボティクスを活用した医療・ヘルスケア領域のデジタル化の流れはますます加速するでしょう。
「自身の健康管理に関心」×「医療・介護のフリーアクセス」×「制度報酬の低下」は、医療・介護提供者の競争を刺激し、今後ますますの厳しい経営環境が予想されます。

我々は「健康・医療・介護」のDX実装で、これからのヘルスケア環境の変革に対応できるよう尽力いたします。

「認知症と共に生きる人・家族・職場・地域」をつなぎ、 プレシニア世代からの予防と、早期からの伴走支援を実現することを目指しています。

ビジョン

背景にある日本の課題

  • 医療へのアクセスは良い一方で、「予防」や「早めの相談」が後回しになりがち
  • 診断時にはすでに軽度認知症まで進行しているケースも少なくない
  • 「恥の文化」や「家制度」の影響により、認知症が「隠すべきもの」になりやすい
  • 家族介護への過度な依存が続き、地域や職場で支え合う仕組みが十分に機能していない

私たちのミッション

  • 認知症に関するスティグマを低減し、誰もが相談しやすい環境をつくること
  • 当事者・家族・医療・介護・企業・地域団体をつなぐ「リテラシーのハブ」となること
  • オンラインとリアルを組み合わせた「フィジタル」な仕組みで、持続可能な支援モデルを構築すること

アプローチの特徴

  • 認知症カフェや企業内認知症カフェなど、「場づくり」と「プログラムづくり」の両面を支援
  • 2Dメタバース型オンライン・コミュニティを活用し、国や地域を超えたつながりを創出
  • 薬局・企業・専門職が主役となる、現場発の実装モデルを共に設計

プロジェクト

①認知症に備える企業労務管理・健康経営支援

認知症は、従業員本人の就業継続問題だけでなく、家族介護による業務パフォーマンス低下や離職リスクとして、企業の人材管理・生産性維持に直結する労務課題です。
当センターでは、企業内認知症カフェの導入・運営、産業保健スタッフや社労士等の外部専門職との連携、社内制度設計支援を通じて、プレゼンティズム対策と介護離職防止に実効的に取り組む体制づくりを支援します。

【主な支援内容】

  • 企業内認知症カフェの企画・設計・運営支援
  • 従業員・管理職向け認知症セミナー/研修の実施
  • 産業医・保健師・社労士等の外部専門職との連携体制整備
  • 相談窓口・対応フローの整備と社内ルール設計
  • 認知症関連の人事・労務管理における社内制度設計支援
  • 福利厚生施策としての家族介護・認知症支援プログラム導入

【目指す成果(KPI)】

  • プレゼンティズムの改善・業務パフォーマンス低下の予防
  • 欠勤・休職・介護離職リスクの低減
  • 人事担当者・管理職の初期対応力向上
  • 相談の早期化による問題の深刻化防止
  • 健康経営施策としての実効性・エンゲージメントの向上

②薬局ブランディング支援― 認知症専門性×地域マーケティングで、選ばれ続ける薬局へ ―

約63,000施設とも言われる日本の薬局は今、「近いから選ばれる時代」の終わりを迎えつつあります。電子処方せんやオンライン診療・配送の普及が進むほど、薬局選びの基準は門前立地から生活圏・利便性・相談価値へとシフトし、患者は「受動的な受益者」から「能動的な選択者」へと変わっています。制度加算の取得や規模拡大だけでは差別化が難しくなる中、これからの薬局経営に必要なのは、患者・家族にとっての「相談する理由」「通い続ける理由」を設計することです。

当センターは、薬局での認知症カフェ運営・地域支援の実践経験をもとに、認知症専門性×地域認知症マーケティングの観点から薬局の価値を再設計します。

認知症対策は、国・自治体が計画的に地域実装を進める今日の重要施策です。薬局が認知症支援の入口・相談窓口として地域の受け皿となることは、地域貢献にとどまらず、来局動機の創出、信頼形成、調剤動線の強化という経営上の実益にも直結します。認知症支援を「社会貢献活動」ではなく、患者サービスの設計として位置づけ、地域で選ばれ続ける薬局づくりを支援します。

【主な支援内容】

  • 認知症に強い薬局としてのブランドポジション設計
  • 予防・気づき・受診支援・家族介護支援を見据えた相談導線の構築
  • 認知症カフェ・相談会・ミニセミナーを活用した来局・接点機会の設計
  • ヴィータ・ネクサスタワー(企業連動フロア)との連携による、リアル拠点とオンライン支援の一体的な導線設計
  • 地域包括支援センター・医療・介護機関・行政との地域連携体制の整備
  • 患者・家族に届く情報発信・広報支援

【期待される効果】

  • 「近いから来る」から「相談したいから来る」への来局動機の転換
  • かかりつけ患者・家族との信頼関係強化と継続利用基盤の構築
  • 地域の医療・介護・行政からの連携窓口としての機能強化
  • 調剤以外の利用価値を持つ薬局としての競合差別化
  • 地域住民から「困ったときに最初に頼れる薬局」として認知される地域ブランドの確立

③認知症カフェ運営支援・プログラム開発

認知症カフェは地域の重要な支援資源である一方、実態として運営者の約7割以上が「参加者が集まらない」という課題に直面し、助成金終了を機に閉鎖に追い込まれるケースも少なくありません。会場・運営費といったハード面の整備だけでは解決しにくい、プログラム設計・担い手確保・地域資源との連携・継続の仕組みといったソフト面の支援が、現状では圧倒的に不足しています。

当センターは、認知症カフェをはじめて主催する団体・施設・企業に対して、立ち上げ設計から地域定着まで伴走します。さらに、対面運営だけでは補いにくい継続支援・専門職連携・参加導線の構築を補完するために、2Dメタバース型オンライン・プラットフォーム「ヴィータ・ネクサスタワー」を活用し、リアルとオンラインの両面からカフェの持続可能性を支えます。

単発のイベントで終わらせず、地域の相談・学び・つながりの基盤として根付かせることが、私たちの支援の目標です。

【主な支援内容】

  • 認知症カフェの立ち上げ設計・運営支援(企画、場所選定、参加者募集、スタッフ体制)
  • 当事者・家族・地域住民・専門職が参加しやすい場づくりの設計
  • 脳トレ・セミナー・ミニ講座・交流企画などのカフェプログラム開発
  • 医療・介護・地域包括支援センター・地域資源との連携支援
  • ヴィータ・ネクサスタワーを活用した継続的なソフト支援・参加導線づくり
  • オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド開催の設計

【期待される効果】

  • 初めて主催する団体・施設・企業でも取り組みやすい体制の構築
  • 助成金に依存しない、自走できる運営モデルの確立
  • 単発開催で終わらない継続的な参加・相談・学びの実現
  • 地域における認知症支援の受け皿機能の強化
  • リアルとオンラインを組み合わせた柔軟・持続可能な支援モデルの構築

④講演・研修

認知症をめぐる課題は、医療・介護の現場にとどまらず、企業の労務管理、薬局の地域経営、地域包括ケアの担い手育成など、幅広い領域に広がっています。当センターでは、医療・介護・薬局・企業・自治体・地域団体など多様な対象に向けて、それぞれの現場課題に即した講演・研修を提供します。

疾患理解や予防・家族支援といった基礎的内容はもちろん、認知症カフェの立ち上げと継続運営、企業における介護離職防止・プレゼンティズム対策、薬局の地域ブランディングといった実務直結・現場実装型のテーマを強みとしています。対象者・目的・習熟レベルに応じて、入門編から実務担当者向けの応用編まで柔軟に設計し、オンライン・対面いずれにも対応します。

【主なテーマ例】

  • 認知症予防と生活習慣・多因子介入の考え方と実践
  • BPSD(行動・心理症状)への理解と現場での対応
  • 当事者・家族支援と認知症カフェ運営の立ち上げ・継続実務
  • ACP(人生会議)と人生の最終段階における医療・ケアの考え方
  • 仕事と介護・治療の両立支援と企業の認知症関連労務対応
  • 薬局における認知症支援・地域連携・ブランドポジション設計
  • 認知症治療の最新動向と今後の展望(新薬・早期診断を含む)
  • オンライン活用・デジタル実装を含めた地域支援の可能性

【実施形態】

  • オンライン(Zoom等)/対面(講演会・研修会・勉強会など)
  • 単発講演から連続研修・ワークショップ形式まで対応

⑤ヴィータ・ネクサスタワー(2Dメタバース型 認知症ケア&サポートプラットフォーム)

ヴィータ・ネクサスタワーは、oViceを基盤にした2Dメタバース型の認知症ケア&サポート・プラットフォームです。

予防(MCIを含む)/当事者支援/家族支援/学びを、常時稼働するオンラインの居場所として運用します。
さらに、薬局などのリアル拠点を入口となる“Digital Literacy Hubs(デジタル・リテラシー・ハブ)”として位置づけ、誰でも参加しやすい導線を整えます。

  • 続けられる設計
    運動・認知トレーニング・栄養(食事)・社会交流などを組み合わせた多因子介入を、構造化されたスケジュール、参加しやすい専用の場、継続を支える伴走支援によって、無理なく続けられる形で実装します。
  • 支援の導線統合
    「受付 → 家族支援 → 当事者支援 → 予防 → 最新情報」までを、分断のない一つの流れとして統合します。
  • 拡張性と連携
    ナレッジ参照型AIチャットボットやデジタルリハビリなど各種ツールと連動しやすく、上階に企業のオリジナルフロア(企業連動フロア)を設けることで、「学び・交流」から「サービス利用・相談」への効率的な導線設計も可能です。

(1F 総合エントランス・ロビー)

3F 認知症支援センター(当事者支援)

⑥遠隔医療モデル創出(準備中)

オンライン診療と地域の現場をつなぐ コ・メディカル連携モデルに取り組んでいます。

  • 薬局×スマートグラスによる在宅・施設での居宅療養管理DX
  • オンライン診療を現地でコ・メディカルがサポートする遠隔医療モデルの構築

【暮らしと現場に役立つ認知症ケア情報】
~ご家族・支援者/医療・介護/企業の実務担当者~

note|記事で読む(解説・整理)
認知症ケアや最新ニュースを、背景から整理して「何がポイントか」を文章でわかりやすくまとめます。家族・支援者だけでなく、現場やサービス企画にも役立つ視点で、あとから読み返せる形に残します。

stand.fm|音声で聴く(やさしく補足)
noteの記事内容を、専門用語をなるべく避けてさらに噛み砕いて解説します。移動中や家事の合間でも“要点がつかめて少し安心できる”ことを大切に、背景や実生活での捉え方までやさしくお届けします。

Information


MENU
PAGE TOP